会長挨拶

求め・集い・ともに学び合う

一般社団法人 中野・下高井教育会長
若林 幸裕

 本年度も中野・下高井教育会は344名という多くの先生方に会員になっていただき、力強くスタートすることができました。
 ここでもう一度、教育会の事業を確認したいと思います。

  1.  教科をはじめ、教育に関わる各分野の調査研究
  2.  教職員及び一般の方々も参加できる講習会、講演会
  3.  会員の自主的な研修や研究、同好会に対する助成
  4.  児童・生徒の作品展、巡回展の開催
  5.  会誌・会報・研究紀要・研究冊子の発行と配布

といった会員の皆さんの手によって運営されているものであります。教育会の大きな事業の一つである教科・調査・特別委員会も約100名という多くの方に所属していただいています。それぞれの委員会の委嘱をお願いしましたときも快く引き受けていただき、教育会は、本当に一人一人の先生方によって支えられ、動いているんだという思いを強くもちました。

  子どもたちに「生涯に亘って学び続ける力」と「主体的に考える力」を育むために、より主体的・能動的に学ぶことにより思考を活性化させる「探求的な学び」への転換が強く求められています。さらに、道徳の教科化、小学校での英語教育の教科化等、新たな教育改革が進められています。そして教員の働き方改革も進んでいます。「担うべき業務を明確にし、長時間勤務という働き方を改善する」という目標ではありますが、「子どもたちが充実した学校生活を送るために、教職員が授業づくりや自己を高める研修に打ち込める環境を整えるための働き方改革である」ことをまず頭に置かなくてはならないと思います。

  このような現状の中、中野・下高井教育会は、明治13年の創立以来、本年度で140年目を迎えました。昨年は、新しい教育会館が完成し、教育会の新たな一歩を踏み出しました。この「求め・集い・ともに学び合う拠点」として新しくなった会館に感謝しながら、教育への情熱を先輩から後輩へ、仲間から仲間へと伝え合い、これからも「自ら学び続ける教師・教育会」でありたいと強く願うところです。今まで以上に皆様のご協力をよろしくお願いいたします。